かなり苦労したので記録しておきます。
1.異変
8月に CVK に戻しての2泊3日のキャンプツーに行ったところ3日目に調子が悪くなってきた。症状としては、低速でパスパスとアフターファイヤーが生じるというもの。
組みつけの問題と踏んで FCR に戻すも改善されず、時が経つにつれ次第に悪化。
交換前後で何も変えてないので、キャブ以外の原因と考えていた。
2.改善に向けて
ガレージのツーリングが迫っていたため致し方なくカワサキに出すと「同調が狂っていたので調整した。アフターファイヤーについては原因不明。オイル下がりの前兆が見られるので、それかも」とのこと。
改善どころか症状は悪化していた (ふざけんな)
3.手に負えずガレージへ
一発で判明。薄いんだ。
プラグが真っ白でした。(でも以前からその焼け色で問題なかったのよ・・)
作業としては以下。
(1)メインジェットを125から135へ戻す。
(2)スロージェットを52から48へ(ジェットがなかったので、1・4番だけ48を入れた)
スローは安定したものの、そこにばかり意識が行っていたので中開度から上の不調に気づかず、その日はガクガクしながら帰宅。
以下その翌週の作業(最終セッティングを記す)
(1)メインジェットは全て135
(2)スロージェットは全て48
(3)エアスクリュー、パイロットスクリューは1回転 1/4 戻し
(4)ニードルは OCEFN。 クリップは真ん中の1段上
この状態での焼け色を見ると気筒によって多少のバラつきはあるもののふけ上がりはとりあえず問題ない。
アイドリング時にたまにパスパス言うので、どこかが薄いのだろう。後日スローを再調整の予定。
4.症状別の原因分析 と 各部品交換による効果
(1)症状別分析
a. アフターファイヤー → だいたい薄いと考えて良い。
b.開度一定時のガクガク感 → その部分が濃い。
c.クイっと開けた時の付きの悪さ → 薄い。
(2)部品交換の効果
a. メインジェット → 中開度(1/4)から上
b. クリップ段数 → 中開度から上
c. ニードルストレート径
→ スローから中開度(1/2) アイドリングが踊るときは注意。
1速、4,000rpm 辺りでクイっと開けたときの付きの悪さはクリップを一段下げて改善された。
こんなところでしょうか。
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